イタリアミラノでスカラ座、ポルディ・ペッツオーリ美術館、ド ゥオモ美術館、レオナルド・ダ・ヴィンチ化学技術博物館などを観光
家族が昔から憧れたミラノへ行って来ました
当時、母の兄夫婦がフランスに居住していまして、そこを訪問した序でに、家族の昔からの憧れだったイタリアミラノへ足を延ばしました。
ミラノには仕事で知り合った友人が数人おり、彼女達とは文通や国際電話を通じて、親交を深めていました。
いつか是非、会いたいといつも思っていたんです。そんな関係でミラノを旅行先に選び、すぐに決めました。
かかった費用は、両親と私の3人で約120万円だったと思います。父の株主優待で航空運賃は少し安かったと記憶しています。
大きな買い物はクレジットカードを使いました。
ミラノの上品でシックな大人の街並みを楽しみました
友人たちが交代で、スカラ座、ポルディ・ペッツオーリ美術館、ドゥオモ美術館、レオナルド・ダ・ヴィンチ化学技術博物館など、案内役を引き受けてくれました。
そして、それぞれの歴史をわかりやすく教えてもらいました。
又、母をグッチのお店に連れて行ってくれました。
母は、オーソドックスでしたがベージュのバッグが一目で気に入り、その場で手に入れ、大変、喜んでいました。
毎日の食事、特に夕食はホテルでは食べず、殆ど親子3人でコルソ・ブエノスアイレス付近まで歩いて、その周辺で済ませていました。
庶民的で良心的な料金のお店も多く、友人たちが教えてくれたピザの美味しいサバティー二と言うレストランもあります。
食事だけでなく、お店の雰囲気や接客も大いに満足出来るお店でした。ここは本当に良かったです。
イマイチだと感じたものが、2つほどありました。
1つは、コロッセオのある場所です。テレビや雑誌で目にする事も多く、実際の建物を見るのをとても楽しみにしていたんです。
ところが、周辺は数え切れない程、多くの鳩の群れと、散在した糞で不衛生極まりない状況でした。
パンくずなどの餌を与える人が多い所為か、鳩はなかなかその場を離れ様としませんでした。
それどころか、立っている人たちの頭や肩に止まったりしていました。
日本人の観光客の中には、罵声を飛ばす人もいたほどです。
残りの1つは、カメラを手にした男性が勝手に私達の写真を撮った後で、金銭を要求してきた事です。
断ると形相が変わり、一瞬、恐怖を感じました。
その場からすぐに逃げ去り、何事も無かったのは幸いでした。
ミラノには昔ながらの伝統が息づいています。
際立つ重厚な建物、カラフルな派手さはありませんが、上品でシックな大人の街並みと言えます。
レストランやブティック、宝飾店など、歴史のある本物志向のお店も多く、時間や経済的に、又、精神的にも余裕のある成熟した男女、或いは長年連れ添った熟年カップルに相応しい素敵な所ではないでしょうか。
そんな意味でミラノは、若い人たちには少しハードルが高いかも知れません。
ミラノでショッピングや食事を楽しんだ後は、是非、ビエモンテ州のアスティを訪ねる時間も作って下さい。
アスティはワイナリーを保有する、リッチなイタリア人たちのブドウの生産地なんです。
2人のイタリアの旅の締めに相応しい最後の夜は、ワインでロマンチックなひと時を過ごすのも素敵ではありませんか。