家族とイタリアへツアー旅行に行ってきました
結婚の前に行っておきたかったのです
これは独身時代のことです。実家の両親と一緒に11月にイタリアへ行きました。
まず、私の結婚が決まったときに「結婚したら、もう家族で旅行なんて行けなくなるだろうから、一度はみんなで海外に行こうよ!」という話が出てきました。
そして、「行くならイタリアがいいね!」と、家族全員、意見が一致したので、イタリアに行くことになりました。
特に古代ローマのすがたを描いた、”ローマ人の物語”で有名な塩野七生さんの本を全て読んだという父は、「いつかイタリアに行ってみたい」が口癖でしたので、とても喜んでいました。
行き先はこのようにすぐ決まったのですが、フリーで行くか、ツアーで行くか、ツアーならどのようなプランを選んだらよいのか?などは全く判断できませんでした。
そこで、旅行代理店を訪ねて、パンフレットを数枚戴き、カウンターで接客してくださった男性社員の方から薦められた二週間のプランを選びました。
4人でツアーの費用と海外旅行傷害保険の保険料を合わせて、150万円ほどだったと思います。
費用の中には、ホテル宿泊費用や現地での食事も全て含まれます。
他には、両親は、初めての海外旅行ということで、10年パスポートを作りました。その費用が二人分で32000円です。
そして、親戚や友人、職場へのお土産などがトータルで5万円くらいでした。
あとは、私は、以前から欲しかったブランド物のバッグを6万円で購入しました。
そのほか、こまごまとしたものを入れたら、トータルでは180万円程度かかったと思います。
ミラノやボンペイが予想以上でした
イタリアでは、ミラノの大聖堂やローマ時代のコロッセオ、そして江国香さんと辻仁成さんにより大ヒットした、”冷静と情熱のあいだ”で一躍脚光を浴びた、フィレンツェの夕暮れ時の街並みなど、素敵な場所が沢山ありました。
また、ポンペイでは、古代ローマの人々の暮らしぶりが分かるような遺跡がとても興味深かったです。
また、ベスビオ火山の大噴火がどれだけ恐ろしいものであったかなどを知ることが出来ました。
ミラノからローマまで、有名どころを順番に楽しむツアーでしたが、やや駆け足気味でゆっくりと観られなかったのは残念です。
特に美術館はもっとゆっくり楽しみたかったです。
それと、食事が口に合いませんでした。イタリア料理は美味しいというイメージがあったので、これが一番残念なことでした。
イタリアは、ヨーロッパの歴史や文化、古い建物や赴きある街並みが好きな人にとっては、たまらない場所です。
火山などの自然災害に興味がある方にもお薦めです。
反対にこれらに全く興味の無い方にとっては、退屈な場所となるでしょう。
特に小さなお子様連れは、飽きて騒ぐ可能性があるので、お薦めできません。
それなりに費用のかかったツアーでも、食事がお粗末でした。ミラノ風カツレツは、ペラペラの干からびたハムにパン粉をつけて焼いたのか?と思うほどでした。
旅なれた方ならば、フリーで航空券と宿だけ手配して、現地の美味しいお店で食事を楽しんだほうが良さそうです。