「青年は荒野をめざす」に影響されポルトガルへ行ってきました
小説の主人公のように行った先で決める気まま旅をしました
私が18歳頃に中古本で五木寛之作の「青年は荒野をめざす」を読みました。
主人公の青年が色々な国を訪れ、色々と経験をして行き、そこで成長するのですが、その中にポルトガルを訪れた内容がありました。
ポルトガルでは哀愁のあるファドを聞いたと書かれてあり、何年経ってもそのファドとポルトガルの国がどうしても忘れられませんでした、
ですから、夫にポルトガルに行って見たいと言い、実現したわけです。
年末年始に掛けて旅行をしたので、費用は、エアーと到着時のホテル1泊分だけで、一人15万8千円はかかりました。
現地のホテルは予約していなく、その時に行った先で決める気まま旅をしました。
少し長い17日間の旅行で、現地でかかった費用は約10万円位だったです。合計約40万円かかりました。
ペンションに泊まってたくさんの方にお会いできたことが宝物です
航空代が高かったので、宿泊費を安く抑えるために、ペンションに多く泊まりました。
始めは1~2泊泊まる予定が、ペンションの内容がよかった場合には、3泊、4泊と増やすようにして泊まりました。
そのやり方が功を奏してのか、ペンションのオーナー達が、そんなに気に入って連泊してくれるのならと、朝食と昼食までを無料でつけてくれたりしました。
このことは、ポルトガルの南部辺りは、年末年始になると店が閉まってしまい、ミニスーパーや小さい小売店でしか食料を調達できなかったので、とても助かりました。
朝に挨拶すると、今日は天気がいいから、ここの辺りを訪ねるといいよ、とか、地元の人しか知らない情報を沢山教えてくました。
おかげで、ガイド本にも載っていない素敵な場所の観光が出来たのです。とても良い思い出になりました。
ポルトガルの人は殆んど優しくフレンドリーでした。
でも、そんな中、特に若い女性達は少しツンケンしているので、何かを聞いても知らん振りするなどがありました。
返事をしても愛想がない感じでした。イマイチというほどではないですが、少し寂しい思いをしたぐらいです。
もう一つは、実際に聞きたかったファドですが、夜遅い開演なので行けませんでした。
ポルトガルは夫婦2人で行ったので、大人の旅行でしたが、子供連れは困ると思いました。
例えば部屋が少し寒いし(安いペンションに泊まったから仕方ないです)、公共のトイレは、便座がなかったり、あっても壊れていたり、トイレットペーパーは大体付いていません。
そういう面が大丈夫な人はいいですが、神経質な人はおススメではありません。
私が旅行してから通貨もユーロになったし、時も経っているので、もっと快適にはなっていると思います。
でも、観光ルートをしっかり決めて、移動手段(特にクリスマス時期のバス)は帰省客で物凄く混んでいるので、発車場所が移動したりします。
そこのチェックをしないと、知らないうちに出発してしまい、乗り損なってしまいます。周りの地元の人にも聞くといいと思います。