「南十字星」「渦巻き」が目的でオーストラリア旅行へ行きました
ブリスベンからメルボルンへ 縦断旅行
オーストラリアに行きました。
まずは、ブリスベンから人気のゴールドコーストで1泊。
そのあと「バス移動」でシドニー経由のキャンベラへ、そしてメルボルンへと縦断する長旅でした。
メルボルンからは先端にある「ペンギンが見える場所」が最終目的地でした。
行き先であるオーストラリアは妹のリクエストでした。
南半球に行ってみたいと言うことで選び、「南十字星」「渦巻き」の確認がその主たる目的でした。
南十字星は南半球に行かなくても見える時期はありますが、星を眺めるなんて一瞬で終わってしまいます。
冬の日本から真夏のオーストラリアを満喫できるだろうと暖かさも楽しみにしていました。
それと、もうひとつ!
水を溜めて栓を外すと左巻きになる渦巻きを確認したと言う希望でした。
これも一瞬で終わってしまうので、いつもお願いしている旅行会社に相談すると
「せっかくだからオーストラリア縦断旅行で最終地はペンギンを見てきましょう」との提案でした。
費用は、1人40万円くらいかかりました。
航空会社の料金も高い時季でしたが、宿泊先のホテルとオーストラリアでの移動方法、そして夕食にクルーズディナー代わりにヨットをチャーターし、ケイタリングしたお寿司を持ち込み、洋上で念願の南十字星をみたり、100年以上たつ由緒正しき(ものすごく古い建物でしたが)ホテルの洗面所にお湯を溜めて渦巻き鑑賞をしましたので、お金はかかりました。
良かったのは、なんといっても希望の南十字星を見たことです。
洋上に浮かぶヨットから見た星の数がすごく、どれが南十字星なのかわからないほどでした。
また渦巻きはどう見ても右回りで「話と違う!」と3度チャレンジしましたが、
あれは都市伝説のたぐいだとの結論を得ました。
真夏でもペンギンが見えるところは、とても寒かったのです
夕方になって数百匹のペンギンが海岸線に上がってくる姿は感動の光景で、自分たちの足元を通って巣に帰る姿を見て「自然保護」に大切さを再確認しました。
オーストラリアはイギリス風にしていることが「高級」なようで、由緒正しき英国風ホテルの朝食は品数が少なく紅茶が一般的でした。
クロワッサンに紅茶はオヤツのような感じがして、ちょっとガッカリでした。
南端に向かうバスの車窓から変わった建物を発見。
同乗していた別のグループのガイドに聞くと、建物は「みみず」を表していて「ミミズ肉のステーキ」を出しているそうでした。
生活習慣が違うとはいえ、カンガルー肉は出てくるし、遊んでいるヒツジを見ながらその肉を食べるところはあったし、食に関する考え方が少し違うように思いました。
それと、もう1つ!
真夏のつもりで行ったオーストラリアでしたがペンギンが見える場所は、南極の対岸で超寒かったですね、毛布を借りて2人で包まって見ていました。
大都市部以外は通じる英語が話せないと困ると思います。
それと明示されている決まりのほかに、いわゆるマナーやエチケットが求められているので、初めての海外旅行には向かない場所がいくつかありました。
反面、自然に興味があるひとにはとても大切なことが肌で体験できます。
自然保護とは人的影響を及ぼさないことではなく、保護するための手助けをしているのだと教えてくれます。
初めて行くならツアー会社が企画したパックを利用して、余計な心配をせずに楽しむことです。
日本のようにチケットがあるから乗り物に絶対に乗れると言う確証はないし、自然の凄さも想像を越えます。
家族での海外旅行の基本は「思い出作り」でしょうから、安心で安全な旅行を楽しむことだと思います。